他の人の目を気にしているのか?レピュテーショナルリスク。

自分の行動を観察してみる必要がありそうです。

日々いろいろな話に接しています。
あまりにもそのいい加減さに辟易とするくらいです。

 

日本有数の大きさを誇る大学の次期学長が、かつて問題を起こした運動部のその当時の担当だとか。
明確に報道を否定しない政府だとか。
政策の説明をしない大臣とか。
政策を立案しない野党とか。
どう見ても壁に大きなズレができている豊洲市場とか。
臆面もなく自分の発言を「そんな事言ってない」と言い切れる、都知事とか。
その某都知事に至っては、どうやら学歴詐称や虚言癖も指摘されている様です。事実その様な指摘をしている本まで出ています。
非常事態に対応する時間があったにもかかわらず、過去の他国の経験や自国の過去の経験を生かせない硬直した官僚組織とか。
昔からの祭事の深い意味を知らなさそうに見える、宮内庁の役人とか。
特に官僚組織の劣化は、目を覆いたくなります。
日本は白洲次郎をはじめとする、優秀な官僚によって運営されてきた国です。優秀な官僚がこの国の大黒柱なのです。その官僚が、最近どうも頼りなくなった様に見えて仕方がないのです。

 

世の中どうしてそこまで大事になる火種を放置できるのでしょうか。
私も含めて一度赤の他人の目になって、自分の行動を観察してみる必要がありそうです。

 

過度に人の目を気にする必要はさらさらありませんが、どうも最近、過度に気にしない人が多いのではないか。特に大きな組織内部で、組織の論理だけにしか気が回らない人が多すぎるのではないかと思います。

 

実は日本における最大のリスクは、自分たちの論理だけで判断する組織なのかもしれません。