Wi-Fiルータが壊れました。さて、新Wi-Fiルータをどのように選べば良いのでしょうか?

Wi-Fiルータが壊れました。さて、新Wi-Fiルータをどのように選べば良いのでしょうか?

分かりにくいWiFiルータの選択基準を書いてみました。2021年9月現在のおすすめです。

Wi-Fiルータが壊れました。さて、新Wi-Fiルータをどのように選べば良いのでしょうか?
(2021年9月現在のおすすめ!)

WiFi Speed Test

 

Wi-Fiルータが壊れました。さて、新Wi-Fiルータをどのように選べば良いのでしょうか?

 

2018年6月に更改したWi-Fiルータが壊れました。

症状は間欠的に電波を飛ばさなくなるというものです。
3年と3ヶ月利用したので、まぁ、この辺りで壊れるのは予測通りでした。

 

さて、そこで新しいWi-Fiルータを選定する必要があるのですが、選定基準など、これを契機にお勧めを考えてみたいと思います。

 

まず今時のWi-Fiルータに期待するべき項目を考えてみます。
家庭・SOHO・在宅勤務用途と、中小企業では観点も考慮事項も違うので、基本的にここではまず家庭・SOHO用途を記載して、後から中小企業でも最低限押さえたい内容を記載します。

 

 

家庭・SOHO・在宅勤務用途
1)絶対に外せない Wi-Fiの暗号化強度問題
  Wi-Fiの暗号化として、WPA3・AESが利用可能であること。
  この項目は絶対に外してはいけません。
  現時点でWPA3に対応できない旧式機器(と言っても、3年くらい前)
  もあるので、WPA2/WPA3・AES(嫌だけど、TKIPも可)の設定が
  可能なWi-Fiルータにしましょう。

 

2)できる限り選択したい ファームウェアの自動更新機能
  この項目も、ほぼ絶対外してはいけない項目です。
  日本のWi-Fiルータの殆どが、有るメーカの技術を採用しているために、
  そのメーカの製品に脆弱性やソフトウェア的な瑕疵があると、
  確実にそこをつつかれて乗っ取られます。
  それを防ぐには、ファームウェアの自動更新機能は必須なのです。
  それでも3年以上前のWi-Fiルータは、おそらく更新が提供されない
  でしょう。3年経てば、1)で書いたような暗号化問題が発生します。
  だから、Wi-Fiルータは3年程度で壊れるように設計されるのだと
  私は考えています。

 

3)Wi-Fi6(メッシュWi-Fi)は、広い家には必要
  私は地方に残した家があります。
  まぁ、そこそこ広いです。
  昔は一台の高価なWi-Fiルータと、複数台のルータをブリッジモードで
  カバーしていましたが、頻繁な宛先変更など、使い辛かったものです。
  そこでWi-Fi6とも言われるメッシュ構造のWi-Fi規格が出来ました。
  そこそこ広い家の場合は、このWi-Fi6も必須でしょう。
  特に家の外壁に監視カメラを設置する場合には、複数台のルータによる
  Wi-Fiメッシュ化は必須とお考えください。

 

4)できればマルチコア(4コアくらい)で高速なCPUを持つルータ
  とは言え、私が今回購入したWi-Fiルータは中堅ちょい下クラスです。
  これでもへたった旧Wi-Fiルータからすれば、アップロードで5.0倍、
  ダウンロードでも1.5倍高速になりました。

 

5)光回線の場合は、光回線ルータのWi-Fiが付いている場合OFFにする。
  電波帯域は有限です。
  少しでも使える電波帯域を広げるためには、不要な電波はOFFに
  しましょう。

 

6)FirewallaなどのActive FireWallを導入する。(強く推奨)
  これはSOHO・在宅勤務用途なら絶対に導入してください。
  一般的なインターネットとWi-Fiからの攻撃に対して、検知と防御を
  毎年の課金無しで実現できます。←ここ重要!試験出します!
  光回線なら、Firewalla Blue Plusが良いでしょう。
  外回りの仕事が多いのなら、今後出てくるFirewalla Purple
  良いと思います。(私は回し者ではありませんが・・・)
  なおスマートフォンの管理画面は、日本語選択できます。

 

7)3年ごとに買い換えるのは、覚悟する。
  セキュリティ面から、ファームウェアのアップデートが無くなったり、
  暗号化の強度が時代遅れになったりします。
  残念ながらその辺りもわかっているメーカは、コンデンサの容量抜け
  などで3年くらいで壊れるように作っているとしか思えません。
  所詮、家庭用とはそんなモンだと腹をくくってください。

 

 

中小企業では?

中小企業とは言え、大きな会社からの発注を受けるのであれば、その大きな会社の基準で犯罪者は狙ってきます。
一番狙われるのは、IT担当者の居なさそうな末端の企業です。
そこでIT担当者の居ない中小企業では何を考えるべきでしょうか?
中小企業では人が居ません。
特にIT担当者なんて片手間でいれば良い方です。
そこで、私が今の知識を持っている中小企業の社長だとしたら、どういう組み合わせにするかを考えてみました。

 

中小企業はズバリ!この組み合わせにしなさい!
何度も言いますが、普通は中小企業にIT担当者なんて居ません。
であれば、自動化有るのみ!

 

中小企業が使うべきルータとしては、YAMAHAの下記一択です!
(私は、YAMAHAの回し者では絶対にありません。)

 

YAMAHA UTMアプライアンス

 

年会費さえ払えば、全部自動でやってくれます!
人を増やすよりも安い!
しかもYAMAHA専門部隊のバックアップ付き!
Wi-FiルータもYAMAHAで統一すれば、全部お任せで出来ます!

 

え?YAMAHA嫌い? え? え? え?
この間、大*商会とか、*コーとかから新しいものを買ったばかり?
えーーーーーーーーーー!

 

仕方ないですねー。ではとっておきのこれ。

SOHO・在宅勤務用途でお勧めした、Firewalla君にもう一度登場願いましょう。もうこうなったら、Firewalla君でも、GOLD一択です!
SOHO・在宅勤務用途でも書きましたが、日本語の管理画面選択できます。
また従業員が見るべきではないサイトも規制できます。

 

と言うことで、少しでも皆様のお役に立てれば幸いです。

 

あ、言い忘れましたが、廃棄するWiFiルータなどは必ず初期化して廃棄してください。