法人特有のリスクマネジメントについてお話します。
人財というなら、資産計上してみろ!
採用する「人財」と使う「人材」、ちゃんと区別して採用しましょう。
"Steel Worker Houston Texas 1" by billjacobus1 is licensed with CC BY 2.0. To view a copy of this license, visit https://creativecommons.org/licenses/by/2.0/
さすがだなと思うと同時に、対象は一部の「人財」なんだろうなとも思います。
私は前にも書いた通り正社員を「減価償却できない固定資産みたいなもの」と言い切っているので、資産計上するというのは理にかなっていると思います。
ところで人に関することを言うと会社という組織では、「役員」、「人財」と「人材」に分かれます。
「役員」は基本的に執行役員であるから、これはいつでも切れる消費財です。
少なくとも外資系ではそう考えます。
一年で切れる人のことを、「役員」=執行役員といいます。
逆に失うわけにはいかない人を「人財」と言います。
通常の業務や維持メンテナンス活動をやる人を、「人材」と言います。
違いは、切りやすさだけです。今となっては、「正規雇用」であっても切られる時は切られます。順番が、「非正規雇用」から切られるだけです。
残念ながらこれらの人は、「人財」ではありません。
最後の最後まで取っておきたいのが、「人財」です。
「人財」になるか「人材」なるかは本人の努力もありますが、実はある程度は生まれたときの枠組みや環境で決まっています。
そういうことも暦を見ていけばわかる様になっています。
採用する「人財」と使う「人材」、ちゃんと区別して採用しましょう。