結婚という「リスク」

結婚という「リスク」

はじめにお断りしておきますが、私は結婚推進派です。

結婚という「リスク」

はじめにお断りしておきますが、私は結婚推進派です。

"Engagement" by KingTyrone is licensed under CC BY-SA 2.0

 

はじめにお断りしておきますが、私は結婚推進派です。

私自身は、結婚して良かったと本当に思っています。
(ただし、かなりの少数派である事は認めます)

 

でも「愛」だの「恋」だの言っているうちは、お勧めしません。
所詮人間の愛なんて、単に「好きか」「嫌いか」だけです。
それが続くのかどうかだけです。
魅力なんて「お金」「ルックス」「勘違い」のごった煮に過ぎません。

 

魅力がなくなった = 
「お金」がなくなった、「ルックス」が衰えた、「勘違い」から覚めた。

 

なんですよ。

 

しかしながら、最も身近な他人になる結婚による配偶者と子供たちは、あなたにとって最大のリスクです。

 

人間の判断は無意識に行われる「早い認識」と、損得感情である「遅い認識」で行われます。はっきり言って、どっちもいいかげんです。
「早い認識」もその人のある一定期間に入ると、判断を間違うことがわかっています。「遅い認識」なんて、自己都合で都合の良い情報だけかき集めて、幻想に酔いしれているだけでしょう。

 

では「六秀」を目指した古代中国はどうしたのか。

最低でも4つのパラメーターで配偶者との相性を見、どの様な子供をいつ生まれる様にすれば、見事「六秀」の子が生まれるのかという中国古代上層階級における基本中の基本テーマを追求しています。

 

4つのパラメータは、それぞれ

 

・無意識の状態
・意識的な相性
・それぞれの人生におけるテーマの競合状態
・それぞれの持つ固有のエネルギーバランス状態の相性

 

を代表していると私は考えており、全てに適合するのはなかなか至難の技です。これに双方の両親や兄弟などの家族も入ってくるのですから、まず全部がおさまる事は無いでしょう。

 

さらに子供との相性もそれらの4つのパラメータに強く拘束されます。
当然親との間柄で「生きづらい子供」もいますし、「親子で殺し合い」をしなければならない家庭もあります。程度ものですが。

 

さらに「子孫を作るための結婚」と、「余生を暮らすための結婚」という区分けもあり、幸せにも両方が同じ人の場合は良いものの、そうでは無いケースも散見されるなど、実にリスキーなことなのです。

 

ということでありきたりですが、お付き合いする前に相手との相性を上記の4つのパラメータくらいは、チェックしてもらいましょう。
自分の人生を破局に導きたく無いなら、最低限それだけはお勧めします。

 

「愛」とか、「恋」というのは子孫を作るための躁的な生物反応に過ぎません。
無謀にもそれだけで突っ走ってしまっては、その向こうに待っているのは本当の地獄かもしれないのです。