イエローマジックオーケストラ

モロゾフのプリン

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イエローマジックオーケストラと言えば、私の年代では知らない人はいないと思う。所謂バブルの前兆が始まった時に、「売れないバンド」として始まったイエローマジックオーケストラは、爆発的な人気を呼び、テクノ子族から変じた「竹の子族」が道路を席巻した。

 

それは日本が爆発的な成長をする前兆だった。

 

あのバブル経済の時に、日本の経済成長はそれまでの前半分と同じ成長を数年で達成してしまうのだ。これが歪みを生まないはずがなかった。

 

当時の大蔵省の赤字国債を解消するという目的もあって煽ったという説もあるが、恐らくは単なる陰謀論の域を出ない。実態は、支出が極大化する30歳代にベビーブーマーが重なったためだ。

 

当然ベビーブーマーが去った後、このバブルが維持できるわけがなかった。
それは今だから言えるのであって、あの当時、ジャパンアズナンバーワンと浮かれ、アメリカの象徴的なビルを買ったことが、私のような人間にはやりすぎと感じたことを微かに覚えている。

 

イエローマジックオーケストラで一番好きなのが、「Tighten Up」である。
同名のアルバムに収録されていた。それ以外にも、「雷神」など印象的な曲があるが、「増殖 (X∞MULTIPLIES)」が私的なベストアルバムである。

 

久しぶりに聴きたくなったが、「昭和も遠くなりにけり」とも感じる。