優先順位と目的、手段の取り違え

優先順位と目的、手段の取り違えは、混乱した現場や、目的の不徹底な現場でよく観られます。

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優先順位と目的、手段の取り違えは、混乱した現場や、目的の不徹底な現場でよく観られます。

 

目的がいつの間にかお題目と化し、手段が目的化するのです。
そこでの優先順位は目的から来るのではなく、手段から来る様になります。
結果はその手段が通用している間は良いのですが、その手段が通用しない状況になった時に暗転します。
易で言う「地天泰」、十二運で言う「帝旺」です。
一般的には、「竜頭蛇尾」とも言います。

 

さて問題は「目的」の明確化と、言語化です。
この「目的」に対応する「優先順位」を常にそれぞれ個人個人の立場や、グループの立場位おいて確認してもらう。
これが一番重要なのです。

 

さらに実は最も重要なことがこれです。

 

この「目的」の明確化と言語化は、常にトップと執行役員が共有し、隔週など定期的かつ、事あるごとに現場の一人一人と執行役員が会話をして、一人一人に考えてもらう必要があります。
これ、伸びている外資系では当たり前なんです。
私が昔いた某社でも、伸びている時は当たり前でした。
だから偉くなれば偉くなるほど大変なのが、末端の下っ端にもよくわかりました。私など、常に「偉くなりたくないな」と思っていたものです。
本当に大変なのですから。

 

これをやらないと、すぐにその部署の「手段」が部署の「目的」になってしまうのです。判断基準が執行役員から直接末端の一人一人に伝わらないと、部署というのはサイロ化し、自分たちの都合で動き始めます。

 

順調な時は良いのですが、一度混乱すると全体を崩壊させる元となります。

 

これやれてる日本企業は、ほとんどないでしょう。
これが私が若い人に最初の会社は外資系という理由の一つなのです。